ken jig 3

Sea horse
シーホース      

 

 このジグは,これまでのものとはデザインを一新「今までに無いものを!」を第一に考えてデザインしてみた。 

珍しさを優先させたとは言え,一応色々と考えての製作である。

●フォーリング●

まず考えたのが,フォーリングスピードである。この前に作ったken_jig_longの最大の弱点はフォーリングスピードの遅さであった。そこで,テールのデザインにひと工夫!様々なデータや経験からフォーリンクスピードを早くするには全体を丸い棒のようにするのが効果的である。しかし,それでは,アクションが死んでしまう。そこで,テール側のみを丸い棒に近い形にすることでフォーリングスピードを早く保ちつつアクションも生かすことができるようになった。

●アクション●

 このジグは,最初に250gを作り,それをもとに180g(25cm)と130g(20cm)を追加作成した。あえてテール側を切り落とし一見手抜きとも思われるサイズダウンを行った。その理由は,このジグの特徴でもあるロングノーズをあえて残し,それぞれのジグサイズにあった動きを演出したかったからである。

実際にただ巻きした場合,250gはどちらかというとローリング的な動きをするし,130gは激しくテールを振るウォブリング系のアクションを起こす。180gはその中間的な動きとなる。いずれにしろその動きの源はロングノーズの下側のえぐれたお腹が水を受ける事によってバイブレーションみたいに左右に振動するところにある。この点がが実はこのジグの最大の特徴であり,もっとも私がこだわった点である。

全体的には,シャクッた後テンションが抜けるとイレギュラー的に頭を横に向ける。

 

他の製品と比較してみた。上からシーホース240,ジャックナイフ300,アイルメタルCS250,ティムコOS250,シーホース180,ken jig long,アイルメタルTB200,ジャックナイフ180,シーホース130,ken jig150である。